大野市社会福祉協議会会長より新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
皆さまには、希望に満ちた新春をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。
昨年中は大野市社会福祉協議会の活動に多大なお力添えをいただき、厚くお礼申し上げます。
さて、近年の少子高齢化の進行による人口構成の変化や家族形態、地域基盤の変化など私たちの暮らす社会では大きな変化が生じており、セーフティネットに生じたほころびや生活困窮の拡大など新たな生活・福祉課題への的確な対応が求められています。
社会保障制度改革においては、自助、共助、公助が最も適切に組み合わされるよう留意しながら、家族相互や住民相互による助け合いの仕組みを通じて住民が自立した生活を営むことのできるよう支援していくことを基本事項として掲げており、地域での支え合い、助け合いの体制づくりは急務となっています。
このことは、住民相互の支え合いの仕組みづくりを進め、様々な福祉課題の解決に取り組んでいる大野市社会福祉協議会の活動が、これまで以上に期待されることにつながるものであり、現在策定を進めています「第四次地域福祉活動計画」の初年度にあたる本年、その期待に的確に応える福祉のまちづくりが私たちに求められているのです。
大野市社会福祉協議会では、市民一人ひとりが住み慣れた地域で安心して暮らすことのできる福祉のまちづくりに市民の皆さまとともに取り組んでまいる所存でありますので、今後とも、より一層のご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
最後に、本年が皆さまにとりまして幸多い年となりますようご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。
大野市社会福祉協議会
会長 金森 閲治