～　「結の心でつながる福祉のまち」をめざして　～

明けましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、幸多き新春をお迎えのことと、心
よりお慶び申し上げます。
また旧年中は、大野市社会福祉協議会の運営ならびに事業活
動に対しまして、温かいご支援・ご協力を賜り、厚くお礼申し上
げます。
昨年は新たな元号「令和」が誕生し、新天皇即位に関する行
事、ラグビーワールドカップ等で日本全体が盛り上がる一方で、
台風などの自然災害により関東地方を中心に甚大な被害をもた
らし、人々の暮らしに大きな爪痕を残しました。
このような出来事は、地域における支え合い・助け合いの必
要性や、災害ボランティアセンターの運営に社会福祉協議会が
果たす役割の重要性を改めて認識したところです。
今日の人口減少や少子高齢化が進む中、福祉を取り巻く環境
はめまぐるしく変化し大きな社会問題となっております。これ
らの問題を解決していくためには、公的な支援のみならず、今
薄れつつある人と人との絆づくりや地域社会で支え合う地域力
を高めることが大切です。
また、大野市社会福祉協議会では、平成二十八年度から取り
組んでいる「第四次地域福祉活動計画」が最終年度を迎えます
が、より一層、在宅の高齢者を支える体制づくりや住民のネッ
トワークを活かした小地域の福祉活動を推進してまいります。
これからも「結の心でつながる福祉のまち」を実現していく
ため、役職員一丸となって地域福祉の推進に努めてまいります
ので、皆さまのより一層のお力添えをお願いいたします。
結びに、皆さま方のご健勝・ご多幸を心からご祈念申し上げ
まして新年のごあいさつといたします。

大野市社会福祉協議会

会長　齊藤　康文