社協とは
市町村社会福祉協議会(社協)は、社会福祉法第109条に基づき、
地域福祉の推進を図ることを目的とし、市町村単位に組織された民間団体です。
行う事業は下記のように定められています。
(1)社会福祉を目的とする事業の企画及び実施
(2)社会福祉に関する活動への住民参加のための援助
(3)社会福祉を目的とする事業に関する調査、普及、宣伝、連絡、調整及び助成
(4)その他、社会福祉を目的とする事業の健全な発達を図るために必要な事業
基本理念
「結の心で つながる 福祉のまち」
大野市社会福祉協議会は、地域福祉を推進する中核的な組織として、基本理念に則り、
地域住民やボランティア、関係する団体や機関との幅広い協働と連携のもと、誰もが安心して暮らすことができる福祉のまちづくりに取り組んでいます。
具体的な事業の展開にあたっては、次の部門により事業体制を確立しています。
法人運営部門では、適切な法人運営や事業経営を行うとともに、総合的な企画や各部門間の調整などを行い、社協全体の管理業務にあたっています。
地域福祉部門では、住民の参加や協働による福祉活動の支援、福祉のまちづくりや福祉コミュニティづくりなど展開し、地域福祉推進の中核的な役割を果たしています。
福祉サービス利用支援部門では、福祉サービス利用者等のサービス利用の援助や地域での生活支援に向けた相談・支援活動、情報提供、連絡調整などを行っています。
介護保険サービス部門では、サービスを必要とする高齢者が住み慣れた地域で安心して生活することができるようサービス内容の向上に取り組むとともに、経営努力を重ね、事業の安定化を図っています。
代表者挨拶
「結の心でつながる福祉のまち」を目指して
今日の少子・高齢社会の到来や核家族化の進展などにより、地域の相互扶助機能は弱体化し、住民相互の社会的なつながりも希薄化するなど地域社会が変容しつつあります。
加えて、感染拡大する新型コロナウイルスや多発する自然災害への備え、社会的孤立や子どもの貧困等が社会問題になるなど私たちを取り巻く生活環境は大きく変化し、これまでの社会福祉制度の枠組みでは解決のできない課題が顕在化してきています。
大野市社会福祉協議会では、これらの制度や分野を超えた課題を包括的に捉え、その解決に向けた地域福祉活動を進めるべく、その方向性を定めた「第五次地域福祉活動計画」に則って、地域の関係者や団体の皆さんと連携して福祉のまちづくりに精力的に取り組んでまいります。
人々が手を携えて、誰もが生活者として、その人らしい安心のある生活が送れるような「地域共生社会」の実現に向けて、役職員一丸となって地域福祉の推進に取り組んでまいる所存であります。皆さまのより一層のご協力とご支援を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。
社会福祉法人 大野市社会福祉協議会
会長 福田 洋一郎