岐阜県郡上市社協との災害ボランティアセンター相互応援協定
令和2年7月29日に、大野市社会福祉協議会と岐阜県郡上市社会福祉協議会は、災害ボランティアセンター相互応援協定の締結調印式を行い、大野市社協の齊藤康文会長と、郡上市社協の石神鉂(たまき)会長が協定書に署名しました。
○ なぜ相互応援協定を結ぶの?
大野市において大規模な災害が発生したとき、災害ボランティアセンターの設置・運営については、大野市社協がその役割を担います。
災害ボランティアセンターの設置にあたっては、発災直後からスタッフの確保や物資の調達、災害ボランティア募集人員の検討、住民への広報など大変な準備作業があり、経験のある社協職員の確保がとても重要になります。
この郡上市社協との相互応援協定は、災害ボランティアセンターの運営のみならず、その設置にあたっても、県境を挟んで位置するという地理的な利点を生かし、即座に応援協力し合おうとするものです。
○ その内容は?
協定書では、その応援協力の内容として、
① 被災した市の社協への職員派遣
② 災害ボランティアセンターの設置や運営などの支援
③ 災害救援活動に必要な物資の提供やあっせん
④ 災害ボランティアの受け入れと救援活動の調整
⑤ そのほか災害ボランティアセンター活動に必要なこと
と定めています。
○ この相互応援協定の特徴は?
大規模な災害が発生したとき、迅速に応援協力を要請するにあたっては、電話やメールなどにより行うことができ、とりわけ、激甚な災害により通信が途絶えるなどして連絡が取れない場合は、社協独自の判断で支援ができることとしています。
つまり、発災してから災害ボランティアセンターが設置されるまでの人手のほしい時期(概ね3日間程度と言われています。)に、応援しようとする社協の判断で支援ができることを特徴としています。